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「360 Document Protector」のダウンロード・使い方を解説:ドキュメントの自動バックアップとファイル保護ソフトウェア

360 Document Protectorは、PC内のドキュメントの変更を自動で監視し、バックアップを行うソフトです。

doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx、pdfなどの主要なファイル形式に対応しており、ユーザー設定で保護ルールをカスタマイズできます。

インストール後はシンプルな操作でバックアップの確認やファイルの復元ができ、不測の変更やランサムウェアのリスクから大切なデータを守ることが可能です。

360 Document Protectorの機能と特徴

ファイル監視と自動バックアップ機能

360 Document Protectorは、PC内の指定されたファイルに変更があった場合に、自動的にバックアップを作成する機能を備えています。

バックグラウンドで動作し、ファイルの変更を即座に検知するため、誤った編集やランサムウェアによる不正な変更など、思わぬトラブルからデータを守ることが可能です。

ユーザーは通常の作業を続けながら、常時保護が働いている安心感を得られます。

対応ファイル形式の詳細

初期設定では、doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx、pdfといった代表的なファイル形式がバックアップ対象として登録されています。

これにより、文章やスプレッドシート、プレゼンテーション、PDFといった頻繁に利用するファイルが自動的に守られる仕組みとなっています。

状況に応じて、さらに多くの形式にも対応するためのカスタム設定が用意されており、ユーザーの必要に応じた柔軟なファイル保護が実現可能です。

カスタマイズ可能な保護ルール設定

保護ルールは、既定の設定に加え、ユーザーが自由にカスタマイズできる点が魅力です。

特定のフォルダー内のファイルや、画像ファイルなど独自に指定したファイル形式も対象に加えることができ、より細かな設定が行えます。

設定画面の「File Protection Rules」の項目で「Customize」にチェックを入れることで、拡張子に「*.png」などを入力し、保護対象に追加する手順が用意されています。

この機能により、個々の利用シーンに合わせた最適なセキュリティ対策が可能です。

ダウンロードとインストール方法

公式サイトからのダウンロード手順

ダウンロードボタンの利用とセットアップファイルの取得

公式サイトにアクセスすると、わかりやすいレイアウトの中に「ダウンロード」ボタンが用意されています。

以下の手順に従い、セットアップファイルを取得してください。

  1. 公式サイトにアクセスし、ホームページ上にある「ダウンロード」ボタンを見つけます。
  2. 「ダウンロード」ボタンをクリックして、セットアップファイル(例:dpsetup_en.exe)をパソコンに保存します。
  3. 保存先のフォルダーを確認し、ファイルのダウンロードが完了していることを確認します。

インストール手順の詳細

セットアップウィザードの実行

セットアップファイルを実行すると、インストールウィザードが起動します。

ウィザードの指示に沿って、インストールを進めてください。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックして実行します。
  2. 表示されるウィザードの指示に従い、利用規約に同意します。
  3. インストール先のフォルダーを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
  4. インストール内容の確認画面が表示されたら、内容を確認し「インストール」ボタンを選択します。

初期設定の確認

インストールが完了すると、ソフトウェアの初期設定が求められる場合があります。

簡単な設定が行える画面が表示されるので、以下の手順に従って初期設定を確認してください。

  1. ソフトウェア起動後、設定画面が表示された場合は、各項目の説明を確認します。
  2. 初期設定では自動バックアップ対象のファイル形式やバックアップ保存期間が標準値に設定されています。
  3. 必要に応じて、変更したい項目があれば、各設定項目のボタンや選択リストを操作し、設定をカスタマイズします。

360 Document Protectorの使い方

ソフトウェアの起動と基本操作

メイン画面の構成と各機能の説明

360 Document Protectorを起動すると、メイン画面には複数の機能がすぐに確認できるように配置されています。

画面上部には「Backup Center」へのアクセスボタンがあり、右上には設定画面を呼び出すアイコンも表示されます。

主要な機能は以下の通りです。

  1. 自動バックアップの状態がリアルタイムで表示されるエリア。
  2. 編集や変更があったファイルに関して、各バックアップ履歴が登録される一覧。
  3. 設定ボタンをクリックすることで、保護ルールやバックアップ期間の管理が行える部分。

自動バックアップ動作の確認

ソフトウェアが起動すると同時に、自動バックアップ機能が有効となり、指定されたファイル形式に変更があった場合にすぐにバックアップが作成されます。

実際の動作確認は、次の手順を参考に進めるとよいでしょう。

  1. メイン画面に表示されるバックアップ済みファイルのリストを確認します。
  2. 編集や保存時のタイミングで、変更前のファイルが確実にバックアップされることを見て取れます。
  3. 変更が反映されていない場合は、設定画面から自動バックアップ機能の状態を再確認し、必要に応じて再起動を行います。

ファイル保護ルールの設定方法

既定ファイル形式の選択と変更

初期設定で登録されているファイル形式は、doc、docx、xls、xlsx、ppt、pptx、pdfといった主要なフォーマットです。

これらはデフォルトで自動バックアップの対象として設定されています。

変更する場合の手順は以下です。

  1. ソフトウェア右上の設定ボタンをクリックし、設定画面を開きます。
  2. 既定ファイル形式の一覧から必要なファイル形式を確認し、不要な項目があればチェックを外します。
  3. 新たにバックアップ対象に追加したい形式がある場合は、入力フィールドに拡張子(例:*.png)を入力し、追加します。

カスタムルールの追加設定

より幅広いファイル形式に対応するため、カスタムルールが用意されています。

ユーザーの利用環境に合わせた設定を行うため、以下の方法でカスタムルールを追加できます。

  1. 設定画面の「File Protection Rules」項目を見つけ、「Customize」にチェックを入れます。
  2. カスタム入力欄に、追加したいファイル形式の拡張子を入力し保存します。
  3. 入力した内容が一覧に反映され、次回以降のバックアップ対象として認識されます。

バックアップファイルの確認と復元

Backup Centerの利用方法

バックアップされたファイルは、メイン画面上部にある「Backup Center」から確認が可能です。

Backup Centerでは、過去に自動バックアップされたファイルの一覧が表示されるため、以下の手順で利用できます。

  1. メイン画面上部の「Backup Center」ボタンをクリックして、バックアップ一覧画面を開きます。
  2. 表示された一覧から、目的のファイルやフォルダーを探します。
  3. 各項目のバックアップ日時やファイル名を参考に、確認作業を進めます。

復元操作の手順と保存先の確認

万が一、元のファイルに問題が生じた場合は、Backup Centerから復元操作が行えます。

復元の手順は以下の通りです。

  1. 復元したいファイルやフォルダーにチェックを入れ、「Restore」ボタンをクリックします。
  2. 復元操作が完了すると、画面下部の「Restored location」が表示されるので、そこをクリックして復元されたファイルが保存されているフォルダーを開きます。
  3. 復元されたファイルを確認し、必要に応じて作業環境へ戻す処理を実施します。

バックアップ保存期間の変更方法

有効期限設定の変更手順

初期設定ではバックアップの保存期間は30日間となっておりますが、場合によっては保存期間を無期限に変更することも可能です。

以下の手順に沿って設定の変更を行ってください。

  1. 設定画面を開き、バックアップ保存期間の項目を見つけます。
  2. 「Expiry Date(有効期限)」の右のボタンをクリックし、表示される選択肢の中から「Valid Permanently(無期限)」を選択します。
  3. 設定変更後、保存ボタンをクリックして、新しいバックアップ保存期間が反映されることを確認します。

容量管理に関する注意事項

バックアップ保存期間を変更すると、保存するファイルが増加する可能性があります。

容量管理に関しては、以下の点に注意してください。

  1. 無期限設定の場合、ディスク容量に余裕があるか事前に確認することが必要です。
  2. 定期的なディスククリーンアップやバックアップファイルの整理を行うことを推奨します。
  3. 必要に応じて、追加のストレージデバイスやクラウドストレージの利用も検討してください。

まとめ

本記事では、360 Document Protectorの各機能や特徴、公式サイトからのダウンロード・インストール方法、基本操作と自動バックアップ機能、ファイル保護ルールの設定、バックアップファイルの確認と復元手順、さらに保存期間の変更方法について解説しました。

読者は、自動バックアップの仕組みやカスタマイズ設定、復元方法を理解し、安心してファイル保護ができる環境構築の手順を把握できます。

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