「AntiGumblar」のダウンロード・使い方を解説:ウェブサイト改ざんチェックとセキュリティ対策ソフトウェア
AntiGumblarは、Windows環境で利用できるファイル比較ツールです。
ローカルとサーバー上のファイルを定期的にチェックし、予期せぬ改ざんを早期に検出することで、ウェブサイトの安全管理をサポートします。
操作は直感的で、必要な情報を入力するだけで簡単に検査を始めることができます。
ソフトウェア概要
AntiGumblarの基本情報
製品概要と目的
AntiGumblarは、ローカルに保存したファイルとサーバー上のファイルを比較し、改ざんが行われていないかをチェックするツールです。
Webサイトの安全性を守るためのセキュリティ対策として利用でき、特にガンブラーウィルスなどの改ざんリスクを低減する目的で開発されました。
ユーザーが早期に異常に気付けるよう、ファイルの状態や変更履歴を視覚的に確認できる仕組みを提供しています。
対応OSとシステム要件
AntiGumblarは以下のWindows環境に対応しています。
- Windows 2000、XP、Vista、7
- Windows Server 2003、2008
利用には、OSのバージョンが上記環境に該当する必要があります。
その他、ディスクの空き容量やメモリ容量といった基本的なシステム要件に加え、ネットワーク環境が安定していることが望まれます。
主な特徴
ローカルとサーバー間のファイル比較機能
このツールは、ローカル環境に保存されたファイルと、FTPを通じてサーバー上のファイルとの間で、内容の一致を自動的にチェックします。
手動では確認しにくい細かい変更にも対応しており、常時監視することでWebサイトの安全性が維持されるよう設計されています。
改ざん検出と自動通知機能
改ざんが検出されると、画面上に異常を示すアイコンを表示し、場合によってはメール通知が発信されます。
これにより、ユーザーは迅速に対応策を講じることができます。
自動通知機能は、特に大規模なサイトの管理者にとって有用な機能です。
体験版と正式版の違い
体験版では、利用できるサイト数が1サイトまでに制限され、メールによる通知機能や定期チェック機能、検査除外フォルダーの設定など、一部機能に制限があります。
一方、正式版は最大3サイトを対象に設定でき、全ての通知および定期チェック機能が利用可能です。
体験版で基本動作を確認した後、正式版へアップグレードすることで、より安心して運用することができます。
ダウンロード・インストール方法
ダウンロード手順
提供元サイトからの体験版ダウンロード
以下の手順で、提供元サイトから体験版をダウンロードしていただけます。
- Webブラウザで公式サイトの体験版ダウンロードページを開きます。
- ページ内に表示される「上記内容に同意します」ボタンを探し、クリックします。
- 表示されるダウンロードリンクから圧縮ファイル(antigumblar_pre.zip)をダウンロードします。
ダウンロードファイルの確認
ダウンロード後、以下の手順でダウンロードファイルが正しく取得されているかを確認してください。
- ダウンロードフォルダーにantigumblar_pre.zipが存在するか確認します。
- ファイルサイズが提供元サイトに記載されているサイズと一致しているか確認します。
- 可能であれば、ウイルススキャンを実施し、ファイルの安全性をチェックします。
インストール手順
圧縮ファイルの解凍方法
ダウンロードした圧縮ファイルの解凍は、以下の操作で行います。
- ダウンロードフォルダーを開き、antigumblar_pre.zipを右クリックします。
- 「すべて展開」を選択し、解凍先のフォルダーを指定します。
- 解凍が完了するのを待ち、セットアップファイル(AntiGumblar (体験版).msi)が存在することを確認します。
セットアップファイルの実行
解凍後、セットアップファイルを実行してインストールを進めます。
- 解凍先フォルダーを開き、AntiGumblar (体験版).msiをダブルクリックします。
- 画面の指示に従い、利用規約に同意しながらインストールウィザードを進めます。
- インストール先フォルダーの指定など、必要な設定項目を入力してインストールを実行します。
インストール完了の確認
インストールが完了したら、正しくインストールされているかを以下の手順で確認してください。
- デスクトップまたはスタートメニューに作成されたショートカットアイコンを確認します。
- ショートカットをクリックし、プログラムが正しく起動するかをチェックします。
- インストール完了後、初回起動時に表示されるウィザードやお知らせを確認し、インストールが無事終了していることを確認します。
使い方
プログラムの起動と初期設定
スタートメニューからの起動方法
AntiGumblarを起動する手順は以下の通りです。
- Windowsのスタートメニューをクリックします。
- 「すべてのプログラム」からAntiGumblar(体験版)を探してクリックします。
- 表示されたプログラムアイコンをさらにクリックし、ソフトウェアを起動します。
初回設定時の基本項目入力
ソフトウェアの初回起動時に、基本設定を行います。
次のステップで設定してください。
- 初回起動時に案内される設定画面で、ユーザー情報や環境設定を入力します。
- 初期設定ウィンドウにて、使用する言語や表示レイアウトなどを選択します。
- 設定内容を確認し、問題がなければ確定します。
サイト情報の設定
サーバー情報(ホスト名、ユーザ名、パスワード)の入力
改ざんチェックを実施するために、利用するサーバー情報を入力します。
設定手順は以下の通りです。
- 「サイト設定」画面にて、サーバーのホスト名を入力します。
- FTP接続に必要なユーザ名とパスワードを順に入力します。
- 入力内容に誤りがないか確認し、次のステップへ進みます。
リモートフォルダーとローカルフォルダーの指定
サーバーとローカル間のファイル比較を正しく行うため、フォルダーのパスを設定します。
- サーバー側の検査対象フォルダー(リモートディレクトリ)のパスを入力します。
- ローカルにある該当フォルダーのパスを入力します。
- 両者のパスが正しくリンクしていることを確認し、設定内容を保存します。
詳細設定の実施
FTP接続オプション(PASSIVEモードなど)の設定
FTP接続時に使用するオプションの設定を行います。
以下の手順で操作してください。
- 「条件設定」ボタンをクリックして詳細設定画面を表示します。
- FTP接続の際にPASSIVEモードを利用する場合は、そのオプションにチェックを入れます。
- ポート番号の変更やログ出力の有無など、必要な項目を設定し、内容が正しいことを確認します。
検査対象外のファイル指定
特定のファイルや拡張子を検査から除外するための設定を行います。
- 詳細設定画面内で、検査対象外とするファイルの拡張子を入力します。
- 除外フォルダーを指定する場合は、該当のフォルダー名やパスを入力します。
- 設定が完了したら、変更内容を保存して設定画面を閉じます。
ファイル検査の実行と結果確認
「検査開始」ボタンの操作
設定内容に問題がなくなったら、ファイル検査を開始します。
操作手順は以下の通りです。
- メイン画面に表示されている「検査開始」ボタンをクリックします。
- 検査プロセスが開始されるまで、画面上の進捗状況を確認します。
- 検査が完了するまでしばらく待ちます。
検査結果画面の各アイコンの解説
検査が完了すると、結果が画面にリスト形式で表示されます。
表示されるアイコンは以下の意味を示します。
- 正常なファイル:通常の状態を示すアイコンが表示されます。
- ローカル側に存在しないファイル:サーバー上にあるが、ローカル側で確認できないファイルを示すアイコンが表示されます。
- ファイル内容に不一致がある場合:改ざんが疑われるファイルには、警告を示すアイコンが表示され、確認が必要である旨が表示されます。
異常検出時の対応方法
検査結果に異常が検出された場合は、次の手順に沿って対応してください。
- 検査結果画面で、異常が表示されたファイル名やアイコンを確認する。
- 該当ファイルの内容やサーバーとローカルの設定を再確認し、誤った変更がないかをチェックする。
- 必要に応じて、サーバー管理者やセキュリティ担当者に連絡し、早急に修正作業を進める。
まとめ
この記事では、AntiGumblarの概要、対応OS、そしてローカルとサーバー間のファイル比較機能や改ざん検出自動通知機能など主要な特徴を解説しています。
さらに、提供元サイトから体験版をダウンロードし、圧縮ファイルの解凍やセットアップファイルの実行といったインストール手順、プログラムの起動からサイト情報の設定、詳細設定まで、実際の操作方法を丁寧に説明しています。