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「Active@ ISO Burner」のダウンロード・使い方を解説:ISOイメージ書き込みCD/DVD/Blu-rayライティングソフト

Active@ ISO Burnerは、ISOイメージファイルをCD、DVD、Blu-rayディスクに書き込むためのシンプルなソフトです。

Windows環境で利用でき、ブータブルディスク作成など緊急時にも役立ちます。

書き込み後の検証やディスク排出など、便利なオプションが搭載されており、直感的な操作で手軽にディスクを作成できます。

Active@ ISO Burnerの概要

Active@ ISO Burnerとは

Active@ ISO Burnerは、ISOイメージファイルをCD、DVD、Blu-rayディスクへ書き込むために特化したライティングソフトです。

シンプルな機能に絞り、緊急時のブータブルディスク作成など、ISOファイルからのディスク作成が必要な場面で非常に役立ちます。

無料で利用できる点も魅力のひとつです。

主な特徴とメリット

シンプルなインターフェースと操作性

ユーザーインターフェースは分かりやすく、初めての利用でも迷わず操作できるように設計されています。

主要な機能へのアクセスが容易なため、ISOイメージの選択、ターゲットディスクの指定、書き込み操作までの手順がスムーズに行えます。

また、必要な操作を絞っているため、余計な機能に惑わされず、本来の目的であるライティング作業に集中できるメリットがあります。

対応ディスクと動作環境

Active@ ISO Burnerは、CD-R、DVD-R、DVD+R、CD-RW、DVD-RW、DL DVD+RW、HD DVDおよびBlu-ray Discなど、さまざまなディスクタイプに対応しています。

さらに、Windows XPからWindows 10まで幅広いOS環境で動作するため、多くのユーザーが利用可能です。

ISOイメージ書き込み後の検証機能や、ディスクの自動イジェクトなど、ライティング作業以外にも便利な機能が搭載されている点も評価されています。

インストール方法

ダウンロード手順

公式サイトからのセットアップファイル入手

Active@ ISO Burnerのセットアップファイルは、以下の手順で公式サイトからダウンロードできます。

  1. 公式サイトにアクセスします。
  2. トップページまたはダウンロード専用ページから、最新バージョンのセットアップファイル(IsoBurner-Setup.exe)を探します。
  3. セットアップファイルのリンクをクリックし、パソコンに保存します。

これにより、最新のインストール用ファイルが正しく取得できるようになります。

インストールの基本手順

セットアップファイルの実行とインストール先フォルダの選択

セットアップファイルのダウンロードが完了したら、以下の手順でインストールを進めます。

  1. ダウンロードしたIsoBurner-Setup.exeをダブルクリックして、インストールウィザードを起動します。
  2. 画面の指示に従い、必要な情報を入力します。
  3. インストール先のフォルダを任意に指定します。32bit版の場合は通常「C:\Program Files\LSoft Technologies\Active@ ISO Burner」、64bit版の場合は「C:\Program Files (x86)\LSoft Technologies\Active@ ISO Burner」がデフォルトとなります。
  4. 「次へ」や「OK」ボタンをクリックし、インストール処理を開始します。

この手順に沿ってインストールを進めれば、問題なくソフトが利用できる状態になります。

日本語化パッチの適用

日本語化パッチのダウンロード

Active@ ISO Burnerはもともと海外製のソフトウェアであるため、日本語での操作が必要な場合は日本語化パッチを適用する必要があります。

手順は以下の通りです。

  1. 海外製フリーソフト日本語化のサイトにアクセスします。
  2. 「Active_ISO_Burner_4_0_3_0_Jp01.zip」などの日本語化パッチ用のリンクを見つけます。
  3. 該当するリンクをクリックして、圧縮ファイルをパソコンにダウンロードします。

日本語化パッチの実行と確認

ダウンロードした日本語化パッチを適用する手順は以下の通りです。

  1. ダウンロードした圧縮ファイル(Active_ISO_Burner_4_0_3_0_Jp01.zip)を解凍します。
  2. 解凍後に表示される日本語化パッチの実行ファイル(Active_ISO_Burner_4_0_3_0_Jp01.exe)を起動します。
  3. 日本語化の確認ウィンドウが表示されたら、「はい」ボタンをクリックします。
  4. 「差分適用フォルダ入力」のウィンドウが出た場合は、インストール先フォルダを指定します。32bitの場合は「C:\Program Files\LSoft Technologies\Active@ ISO Burner」、64bitの場合は該当のフォルダを入力します。
  5. 日本語化処理が完了すると、「閉じる」ボタンをクリックして終了します。

ソフトが既に起動している場合は、一度終了し、スタートメニューから再度起動して日本語化が正常に反映されているかを確認してください。

Active@ ISO Burnerの使い方

ISOファイルの指定とターゲットドライブの選択

ソースISOファイルの選択方法

ISOイメージファイルを利用する場合、以下の手順でソースファイルを指定します。

  1. ソフトを起動し、画面上部に表示されるテキストボックスの隣にある「…」ボタンをクリックします。
  2. 表示されるファイル選択ダイアログから、使用するISOファイルを参照・選択します。
  3. 選択後、テキストボックスにファイルのパスが表示されることを確認します。

この手順により、書き込み用のISOファイルが正しく指定されます。

ライティング先ドライブの指定方法

ISOファイルの指定後は、次にライティング先のディスクドライブを選択します。

手順は以下の通りです。

  1. メイン画面に表示されるターゲットドライブ一覧から目的のディスクドライブを確認します。
  2. 書き込み作業を行うドライブを選択し、選択内容が正しいかどうかチェックします。
  3. 必要に応じて、ドライブの名称や番号を確認して、誤選択がないように注意します。

正しいISOファイルとドライブが設定されていれば、次の書き込み作業へ進む準備が整います。

基本的な書き込み操作

書き込みボタンの操作

基本的な書き込み操作は非常にシンプルです。

以下の手順に沿って進めてください。

  1. ISOファイルとターゲットドライブの設定が完了したことを確認します。
  2. 画面内の「書き込み」ボタンをクリックして、ライティング作業を開始します。
  3. 書き込みの進行状況が画面上に表示され、作業が順調に進めば書き込みが完了するまで待ちます。

完了後、進行状況が100%となり、ディスクが自動的に排出される設定がされている場合は、ディスクがイジェクトされます。

これにより、作業が正しく終了したことを確認することができます。

詳細なオプション設定

トランスポート&キャッシュオプションの設定

トランスポート&キャッシュオプションでは、内部通信および一時的なデータの管理方法を調整することができます。

設定手順は以下の通りです。

  1. 画面上の「オプション」ボタンをクリックして、詳細設定メニューを開きます。
  2. トランスポートの項目では、SCSIトランスポート(SPTI / SPTD / ASPI)の設定を選択し、適切なものを指定します。
  3. キャッシュの項目では、キャッシュバッファサイズをMB単位で設定し、システムに合わせた最適な値を入力します。

この設定により、ライティング中のデータ転送効率の向上や、バッファの適切な管理が期待できます。

R-Wメディア消去オプションの設定

R-Wメディア消去オプションは、書き込み前にディスクに保存されているデータを消去または初期化するための設定です。

設定手順は以下の通りです。

  1. オプションメニュー内のR-Wメディア消去オプションを選択します。
  2. 高速消去(TOCのみクリア)を選ぶか、完全消去(処理時間は長くなるが全データを消去)を選ぶか決定します。
  3. 選択内容を確認し、対象のディスクに合わせたオプションを有効化します。

これにより、再利用するディスク上の旧データが影響を及ぼすことなく、新規の書き込みを安全に作業することができます。

書き込みオプションの調整

書き込みオプションでは、以下のような詳細設定が可能です。

  1. バッファアンダーランプロテクション(BUP)の実行を有効化することで、書き込み中に発生するバッファ不足によるエラーを防ぎます。
  2. 最適なパワーキャリブレーション(OPC)を実行し、ディスクの状態に合わせた最適な書き込みパラメータを設定します。
  3. 書込みテストモードを有効化すると、本番の書き込みを行う前にテストができるため、安心して設定内容を確認できます。

これらの設定により、データの品質や書き込みの成功率を高めることができます。

書き込み後動作の設定方法

書き込みが完了した後に実行される動作もカスタマイズ可能です。

手順は以下の通りです。

  1. オプションメニュー内の書き込み後動作の項目を選択します。
  2. 「ベリファイ」を選択すれば、書き込んだディスクのデータと元のISOファイルとの照合が自動で行われ、エラーがあればレポートされます。
  3. 「イジェクト」を選択すれば、書き込み完了後にディスクが自動的に排出されます。
  4. 「シャットダウン」を選択すれば、書き込み作業終了後にPCを自動的にシャットダウンする設定に変更できます。

各項目は利用シーンに合わせて設定可能で、ユーザーの作業効率を向上させるための柔軟な対応が行えます。

まとめ

本記事では、Active@ ISO Burnerの概要から、インストール方法、日本語化パッチの適用方法、ISOファイルとターゲットドライブの選択、基本的な書き込み操作、さらに詳細なオプション設定に至るまで、各手順と機能を分かりやすく解説しました。

これにより、ISOイメージのディスク書き込み作業を安心して実施できる知識が身に付き、実用的なソフトの運用方法を理解できる内容となっています。

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