「AMT – Auto-Movie-Thumbnailer」のダウンロード・使い方を解説:動画のサムネイル抽出とコンタクトシート作成ソフトウェア
AMT – Auto-Movie-Thumbnailerは、Windows環境で使える無料ソフトです。
動画ファイルからサムネイルを自動的に抽出し、1枚のコンタクトシートとしてまとめることができます。
日本語でインストールできるため設定も簡単で、レイアウトや出力形式のカスタマイズにも対応しており、動画管理に役立ちます。
ソフトウェアの概要
AMT – Auto-Movie-Thumbnailer は、動画ファイルから複数のサムネイルを自動的に抽出し、それらをまとめたコンタクトシートを作成するソフトウェアです。
使いやすいインターフェースと柔軟な設定項目により、動画管理やプレゼンテーション資料の作成時に役立ちます。
特徴と機能
サムネイル抽出機能
このソフトは、指定した動画ファイルから自動的に複数のサムネイルを抽出します。
ユーザーは、抽出頻度やタイミングの設定を行うことができるため、動画の各シーンを効果的に捉えたサムネイルが得られます。
抽出したサムネイルは、後の工程でコンタクトシートにまとめられるため、重要なシーンや印象的な瞬間を一目で確認することができます。
コンパクトなコンタクトシート作成
抽出したサムネイルを、ひとつの画像ファイルにコンパクトにまとめる機能が特徴です。
ユーザーは、背景色、フォント、サムネイルのサイズなど、レイアウトに関する細かな設定が可能です。
この機能により、大量の動画ファイルから効率的に情報を集約し、確認しやすいビジュアル資料を簡単に作成できます。
対応環境とライセンス
対応Windows OSバージョン
AMT – Auto-Movie-Thumbnailer は、下記の Windows OSに対応しています。
- Windows 7
- Windows 8 / 8.1
- Windows 10
公式サイトなどで推奨環境の確認が可能となっているため、事前に対応OSかどうかを確認しながら利用してください。
無料利用と英語表記の特徴
このソフトウェアは無料で利用できるため、初めてのユーザーでも気軽に導入することができます。
また、インストール時は日本語のガイドが用意されていますが、ソフト自体の操作画面は英語で表示されます。
英語表記に慣れていない場合でも、基本的な機能はシンプルなアイコンやレイアウトで構成されているため、直感的に操作することができます。
インストール方法
ダウンロード手順
提供元サイトからのダウンロード
AMT – Auto-Movie-Thumbnailer のダウンロードは、公式サイトから行います。
以下の手順でダウンロードを進めてください。
- 公式サイトのダウンロードページにアクセスします。
- 画面上の「Download」ボタンをクリックします。
- 表示されたダウンロードリンクから、お使いの環境に適したファイルを保存します。
セットアップファイルの選択
ダウンロードした後は、セットアップファイルの選択を行います。
選択肢は以下の通りです。
- 64 ビット版の場合は「AMT-Installer_v15_x64.exe」を選びます。
- 32 ビット版の場合は「AMT-Installer_v15_x86.exe」を選びます。
お使いのパソコンの環境に合わせたファイルを選択するようにしてください。
インストール手順
インストーラの起動とウィザード操作
セットアップファイルをダブルクリックして、インストーラを起動します。
操作手順は以下のとおりです。
- セットアップファイルを起動し、画面の指示に従って「Next」ボタンをクリックします。
- 使用許諾契約の内容を確認し、「同意」を選択します。
- インストール先フォルダーを指定し、インストールプロセスを進めます。
画面のウィザードに沿って進むことで、簡単にインストールが完了する仕組みとなっています。
日本語インストール設定の確認
インストール中は日本語のガイドが表示されるため、設定内容が分かりやすくなっています。
ただし、インストール完了後のソフトは英語表記になりますので、この点に注意が必要です。
インストール時に日本語表示オプションがある場合は、確認項目に沿って選択してください。
使い方
基本操作の流れ
Input画面でのフォルダー選択
ソフトウェアを起動すると、まず「Input」画面が表示されます。
この画面では、動画ファイルが保存されているフォルダーを選択します。
フォルダー階層がツリー形式で表示されるため、目的のフォルダーにチェックを入れて選択してください。
動画ファイルの指定と処理開始
フォルダー選択後、以下の手順で動画ファイルの処理を開始します。
- 動画ファイルが含まれているフォルダーを展開し、対象のファイルが一覧に表示されることを確認します。
- 画面下部にある「Start Processing(処理を開始)」ボタンをクリックします。
- 動画ファイルのフルパスが「Input Files – Movies」に表示され、処理が開始されます。
処理が進むと、抽出されたサムネイルは自動的に後続工程へ送られ、コンタクトシートが作成されます。
出力設定のカスタマイズ
出力ファイル名と保存先の設定
初期設定のままでも利用可能ですが、出力ファイル名や保存先の設定を変更することもできます。
設定方法は以下の手順です。
- 「Input」画面内にある出力ファイル名のオプションから、希望するファイル名形式(例:Input-Filename.ext、Autonumber Filenameなど)を選択します。
- 保存先については、以下の中から選択できます。
- 動画ファイルと同じフォルダーに保存
- 新規フォルダーに保存
- 任意の場所に保存(「…」ボタンで指定)
- 設定変更後、そのまま処理を進めると、指定の通りファイル名と保存先に出力が行われます。
レイアウト変更とプレビュー確認
レイアウトのカスタマイズは、作成されるコンタクトシートの見た目を大きく変えることができます。
手順は以下の通りです。
- 画面上部の「Layout」ボタンをクリックして、レイアウト設定画面を開きます。
- 背景色、フォント、フレームカラーなどを設定します。
- 右上のプレビュー画面で変更内容がリアルタイムに反映されるため、調整しながら確認します。
この手順により、自分好みのコンタクトシートが簡単に作成できるようになります。
画像形式とサムネイルサイズの指定
出力されるコンタクトシートの画像形式や、サムネイルのサイズも細かく設定できます。
設定手順は以下の通りです。
- 「Output File Type」で JPG もしくは PNG のいずれかを選択します。
- 「Resize Thumbnails」の設定から、希望するサムネイルの横幅(例:320px)や大きさを指定します。
- これらの設定を行うことで、出力画像の品質とサイズを用途に合わせて最適化が可能です。
動作確認のポイント
出力ファイルの確認方法
コンタクトシートの作成が完了したら、保存先フォルダーで出力ファイルを確認します。
手順は以下となります。
- 設定した出力フォルダーをエクスプローラーで開きます。
- 新しい画像ファイルが作成されていることを確認します。
- 画像ファイルをダブルクリックして、内容が正しく反映されているかをチェックします。
この方法で、正しく出力されたかどうかを視覚的に確認できます。
処理進捗のチェック方法
動画の処理進捗は、画面上で随時確認できるようになっています。
チェック方法は以下の通りです。
- 処理開始後、「Input Files – Movies」に動画ファイルのフルパスが表示されるので、処理対象が一覧で把握できます。
- 同様に、「Output Files – ScreenCaps」には作成されたコンタクトシートのパスが表示されます。
- もし処理が遅い場合は、画面下部の進捗状況やタイマー機能を確認して、処理進行の状態を把握してください。
以上の手順に沿って操作することで、AMT – Auto-Movie-Thumbnailer を効率的に利用することが可能です。
まとめ
本記事では、AMT – Auto-Movie-Thumbnailer の概要や、動画からサムネイル抽出とコンタクトシート作成が可能な特徴、対応OSや無料・英語表記の点について解説しています。
さらに、公式サイトからのダウンロード、適切なセットアップファイルの選択、インストーラの操作や日本語インストール設定の確認方法、Input画面でのフォルダー選択や動画処理開始、出力設定のカスタマイズ、レイアウト変更やサムネイルサイズ指定、出力ファイルと処理進捗の確認方法など、実践的な操作手順を詳しく説明しています。