「AOMEI PXE Boot Tool」のダウンロード・使い方を解説:ISOイメージからネットワークブートを実現するWindowsツール
AOMEI PXE Boot Toolは、同一LAN内のコンピューターがISOイメージファイルからネットワークブートできるWindows向けソフトです。
外部メディアが利用できない状況でも、システムのトラブル時に安全に起動を試みることができます。
30日間の無料体験版があり、簡単な操作で導入・利用できるため、安心してお試しいただけます。
AOMEI PXE Boot Toolの概要
ソフトウェアの基本情報
AOMEI PXE Boot Toolは、LAN内のコンピューターをISOイメージファイルからPXEブートするためのWindows専用ツールです。
ISOイメージを利用して、CD/DVDドライブやUSBが利用できない場合でも、ネットワーク経由で起動できるように設計されています。
30日間の無料体験が可能なシェアウェア形式で提供されており、緊急時などに役立つソフトウェアとなっています。
主な機能とメリット
AOMEI PXE Boot Toolには以下のような機能とメリットがあります。
- ISOイメージファイルから直接ネットワークブートが可能で、起動メディアがなくても各コンピューターを起動できる。
- Windowsが正常に起動しなくなった場合でも、ネットワーク経由でシステムを立ち上げることができる。
- シンプルなインターフェースで使用方法が分かりやすく、初めての方でも扱いやすい点が魅力です。
対応環境と動作条件
このソフトウェアは、Windows XP、Vista、7、8、8.1、10で動作します。
英語表記ですが、分かりやすい操作画面が用意されているため、初心者にも利用しやすいです。
また、PXEブートを実行するためには、対象のコンピューターがBIOS上でネットワークブートの設定が有効になっている必要があります。
インストール方法
ダウンロード手順
公式サイトからのダウンロード
公式サイトにアクセスし、トップページにある「30日間無料体験」ボタンをクリックしてください。
ダウンロードが開始されるので、通信環境が整っていることを確認して進めてください。
無料体験版とセットアップファイルの確認
ダウンロードが終了したら、セットアップファイルの名称が「PXEBoot.exe」であることを確認してください。
無料体験版として提供されているため、導入前に試用してから正式な利用を検討することが可能です。
インストール手順
セットアップファイルの実行
以下の手順でインストールを行ってください。
- ダウンロードした「PXEBoot.exe」をダブルクリックして実行します。
- インストールウィザードが表示されますので、画面の案内に従って必要な情報を入力します。
- インストール先フォルダーのパスが、32bit環境の場合は「C:\Program Files\AOMEI PXE Boot Free 1.5\PXEBoot.exe」、64bit環境の場合は「C:\Program Files (x86)\AOMEI PXE Boot Free 1.5\PXEBoot.exe」となっているか確認します。
初回設定のポイント
初回起動時には、以下の点に注意して設定を進めてください。
- インストール後、ソフトウェアを起動して、初期設定画面が表示されるため、設定内容をよく確認してください。
- 使用するISOイメージファイルを正しく指定するため、事前にファイルの内容やファイル名を確認しておくとスムーズに操作が進みます。
- 初期設定後、必要に応じてログやサービスの起動状況を確認し、問題がないかチェックしてください。
使い方
PXEサーバーの起動方法
ISOイメージファイルの選択方法
PXEサーバーを起動する前に、起動に使用するISOイメージファイルを選択する必要があります。
以下の手順で操作を進めてください。
- ソフトウェアを起動すると、メイン画面にISOイメージファイルを選択するためのボタンが表示されます。
- 表示されたオプションから、「Boot from AOMEI Windows PE or Linux system」と「Boot from custom image file」のいずれかを選択します。
- AOMEI Windows PEまたはAOMEI Linux systemを利用する場合は、提供元サイトからダウンロードしたイメージファイルを使います。
- 独自のISOイメージファイルを使用する場合は、対象のファイルを直接選ぶことができます。
- 選択後、正しいファイル名や保存場所を確認してください。
サービス開始の流れ
ISOイメージファイルの選択が完了したら、PXEサーバーのサービスを開始します。
具体的な流れは以下のとおりです。
- ISOイメージファイルを選択後、メイン画面にある「Start Service」ボタンをクリックします。
- ソフトウェア内にサービス起動の進捗状況やログが表示されるため、正しくサービスが開始されたか確認します。
- サーバーが起動状態になると、LAN内の他のコンピューターからネットワークブートが可能な状態となります。
ネットワークブートの実行
BIOS設定の変更手順
ネットワークブートを実行するためには、対象のコンピューターのBIOS設定を変更する必要があります。
以下の手順で設定してください。
- 対象のコンピューターの電源を入れ、メーカーのロゴ表示時にF2キー(または指定のキー)を押してBIOS設定画面を表示します。
- BIOS内の「Boot Order」や「Boot Priority」の設定項目に進み、デバイスの起動順序で「Network」を最優先に設定します。
- また、PXEブート機能が「Enabled」になっているか確認し、必要に応じて変更します。
- 設定を行った後、変更内容を保存してBIOSを終了します。
ブートオプションの設定方法
BIOS設定変更後、実際にネットワークブートを実行する方法は以下のとおりです。
- 対象のコンピューターを再起動し、起動時にF12キー(またはメーカー指定のキー)を押して「Boot Option」画面を表示させます。
- 表示されたメニューから「Realtek PXE B02 D00」など、ネットワークブート用のオプションを選択します。
- Enterキーを押して選択を確定すると、ネットワークを通じてPXEブートが実行され、起動プロセスが開始されます。
- ネットワークブートが正常に実行されると、画面に適切なログや起動画面が表示されるため、確認できるようになります。
まとめ
この記事では、AOMEI PXE Boot Toolの基本情報や特徴、対応環境、インストール手順、初回設定のポイント、PXEサーバーの起動とISOイメージ選択、さらにBIOS設定やブートオプションの変更方法について解説しました。
これにより、ISOイメージを用いたネットワークブートの仕組みと、各ステップの実施方法が理解できる内容となっています。